『悪ガキ』『いたずらっ子』という言葉を沖縄の方言でやなわらばー。自身の出身地沖縄にちなんだグループ名で、ケツメイシRYOJIがプロデューサーを務めている彼女らが解散を発表しました。
RYOJIプロデュースの曲はいろいろ聴くのでもちろんやなわらばーもお気に入りの1つで聴いていますがビックリしています。
2004年にメジャーデビューなのでもう15年活動を続けていてRYOJIプロデュースのグループでは一番息が長くがんばっている二人組です。
解散時期は2020/12/31と公式発表しており今すぐ終わりというワケではないのですが、その理由ややなわらばーの代表曲、その後の活動はどうしていくのかなどを紹介していきます。
目次
やなわらばー解散の理由は?
2019/3/13に公式サイトやなわらばーにて『皆様へ大切なおしらせ』として解散発表。
理由は大きく分けて2つありました。
東里梨生は子育てに集中したくなった
一番の理由は東里梨生(画像右)の出産だと思います。女性グループではよくある事ですがやはり結婚や子供を授かってからの活動は普通に考えて難しくなるのが当然です。やなわらばーも例外ではなかったということですね。
2016年に出産しましたが音楽活動は『夢の国際フォーラムワンマンライブ』など高い目標を持ち続けてきました。決して音楽性のズレとか不仲になったとかでなく、子供を授かったこと、そして現実的なグループとして収益の厳しさも理由にあったと思います。
アーティストとしてブレークとまで行かなかった
三線のキレイな音色と小さい体から放つ美声で力強く歌い上げるやなわらばーですが、大きく売れなかったのも理由の1つです。
やなわらばーのワンマンライブでは500人前後となっていて、夢と掲げている国際フォーラムの収容人数は5000席。普段のライブの集まり具合を見ると目標に掲げるのも納得でケツメイシと比べると酷ですが天と地の差があります。
実力で5000人集められる力を築けなかったことはきっと悔しいと思いますが、最期まで国際フォーラムでのワンマンライブを諦めておらず、“解散”という寂しさを乗り越えファンの力を借り夢の舞台へ立ってほしいですね。
石垣優、東里梨生の今後の活動は?
子供を育てる東里梨生は育児を中心とした生活をしながら自分のペースで表現できる道を探していきますと語っています。
仕事や音楽活動についてはまだとくに決まっていないことがうかがえます。最近はYouTubeなどの配信媒体も多くあるのでそちらで配信をしていく可能性はあります。
石垣優はこれまでどおりプロのアーティストとして第一線で活動していくと語っています。
つまりソロアーティストとして生まれ変わるということです。表現の仕方などを変えた音楽性の石垣優も見てみたいのでファンは嬉しいかなと思います。
クレヨンしんちゃんのエンディング曲となった『ありの歌』など二人の音楽性が子供に合うかもなあと思っていたので、子供向け番組などの主題歌や挿入歌に起用されていくと面白いのでは?と思ったりしています。
やなわらばーの代表曲は?
まずは売れたシングル順に紹介すると拝啓○○さん、サクラ、いちごいちえ、夢を見たとなっています(oricon.co.jp調べ)
拝啓○○さんはドラマ『エラいところに嫁いでしまった!』の主題歌になり聴いたことがある人も多いかもしれません。実はこの曲もRYOJIが楽曲をプロデュースしています。やなわらばーの三線とレゲエ調がミックスされていてとてもノリノリな曲です。
サクラはやなわらばーのシングルでオリコンチャートが優秀だった曲で(それでも18位だった)いちごいちえは『ドラマ菊次郎とさき』の主題歌もありカラオケで女子が歌っているのを見たことがあります。
続いてアルバムで一番売れたのは2007年にリリースした2枚目のアルバム『歌ぐすい』(歌の薬という意味)でオリコンアルバムチャート6位を記録しました。
実は僕自身歌ぐすいを購入してこのアルバムは聞き込みました。そのアルバムには『いちごいちえ』『夢を見た』『拝啓○○さん』も収録されていることから人気の理由も納得です。
僕個人としては『唄の島』『空をこえて海をこえて』『夢を見た』が大好きでかなり聴き込んでいました。当時MDコンポの子守唄代わりに歌ぐすいを好きな曲順にセットしてタイマーかけて寝てました。
話が逸れましたが意外と知っている曲聴いたことがある曲も多いと思います。以下タイアップとシングル売れた曲順に紹介しておきます。
- 拝啓○○さん
- サクラ(未来講師めぐる主題歌)
- いちごいちえ(菊次郎とさき主題歌)
- 夢を見た(恋愛百景エンディングテーマ)
- 変わらぬ「青」
- 唄の島
- ぷれぜんと
- たからもの(ロイズ石垣島CMソング)
- ありの歌(クレヨンしんちゃんエンディングテーマ)
- でもね..(科捜研の女主題歌)
今だからこそやなわらばーの歌唱力を知る!
実はやなわらばーは公式ユーチューブチャンネルがあり、そこで新曲やaikoのカブトムシ、RADWIMPSのなんでもないや、BEGINの海の声などのカバーも披露しています。
カブトムシなんかaikoの雰囲気も出しつつ石垣優独特の沖縄風の歌い方でしっかりカバーしているのがわかります。
これを観たらプロのアーティストってすげぇなって思うし、自分流にアレンジできる力を持ってるのは才能だなと感じます。
二人のハモリが聴けなくなってしまうのは寂しいですが、たまにこうしてYouTubeを観に来て懐かしさを堪能するのもいいかもしれませんね。
石垣優にしても東里梨生にしてもYouTubeやabemaTV、ニコニコ動画などで今後の活動を発信していく可能性は高いので要チェックです!
鉄道絶景の旅で”ふるさと”を聞いてファンになりました。誰が歌っているのかと調べてみると”やなわらばー”というアーティスト。YouTubeで色んな歌を聴いて更にファンになりました。さらに調べていくと解散をしたと知りがっかりです。
例えば、絵の具の黒と白を混ぜると灰色になりますが、黒と白を交互に塗って遠くから眺めると灰色にみえますが、この場合、黒は黒の個性を消すことなく黒として存在しています。白もまた同様です。
お二人がそれぞれをリスペクトしながらしかも自分を殺すことなく存在できる方法としてこの方法は如何だったのでしょうかねえ。
お二人の透明感のある声質や絶対音感から生まれるハモリの素晴らしさは ふるさと を聞いていて歌の世界に引き込まれました。
石田章さん
コメントありがとうございます。
やなわらばーのハモリは聴き入っちゃいますよね。
ryojiがプロデュースしたnaoやケツメイシがプロデュースした1fingerなど解散してもついついたまに聴きたくなってしまうアーティストもいるので、やなわらばーの曲もきっとそういう曲が多いと思うのでこれからも聴き続けていきたいですね^ ^
ぼくは唄の島が大好きでリピートしまくりです笑
夏空の下、、
某CMで心に残ったので、調べてフルバージョンで聴いて、思わず涙が出てしまいました。。
恥ずかしながら、このお二人を知った時にはすでに解散。。
音楽が多様化し、他ジャンルと融合し、行き詰まって行く(と自分は感じる)中で、良質なメロディーこそいつまでも残るものだと思っており、それを表現できる人も少なくなっているこの世代に久々に心を打たれたのに、残念でなりません。。
願わくばRYOJIさん、また素敵な音の火を繋いで行ってくださいますように。。