最近ケツメイシを好きになった、あるいは気になった曲があり興味が湧いたという人に、ざっくりとケツメイシというアーティストがどういうグループなのかまとめてみました。
個人的主観を込めながら書いていくので多少のズレはあるかもですが参考にはなると思います(^^)
目次
薬剤師などの安定した職を捨て音楽の道へ
もともとケツメイシという名の由来は中学の薬草からきたものです。
簡単に言うと下剤で、
『すべてを出し尽くす』
『神秘的な』
という意味+隠しエピソードとしてたまたま辞典を開いて出たページにケツメイシが載っていたことがキッカケで付けられたグループ名です。割とまともなネーミングなんですよね^^
で、メンバーにRYOさんと大蔵がいるわけですが、この二人はとても頭が良く薬剤師の資格を持っています。
一般的にはそのまま薬剤師として生きる方がよっぽど安定した職につけますよね。
しかし東京で出会ったRYOJI、DJKOHNOたちと意気投合し音楽にハマり込んでいった事から1993年に誕生したグループなんですね!
こっちおいでをインディーズ時代一発目にリリースしましたが総売り上げ400枚とかで当時は苦労したことが伺えます。
単純に計算して40万円ですがここから所属会社に引かれる分もありますからごはんは食べられないですね。
しかし彼らがすごかったのはここから。
2001年にメジャーデビューしますがファミリアが36位、よる☆かぜが18位、手紙で14位と奮闘。
そして2002年に教科書にも載ったトモダチがオリコントップ10チャートに初登場し6位を記録。
ケツメイシの真っすぐな歌詞と当時新鮮だったボーカル+ラッパーという風を吹かします。
ちなみにケツメイシがこのジャンルの先駆者と言われています。
ケツメイシが一時代を築いた時期
トモダチがオリコンヒットチャートトップ10入りを果たして以来快進撃を続けます。
トップ10入りは当たり前という空気を作り上げます。
2002年
花鳥風月4位
2003年
はじまりの合図2位、夏の思い出3位、太陽4位
2004年
涙2位、君にBUMP2位
2005年
さくら1位
2006年
旅人1位、男女6人夏物語3位
2007年
トレイン3位、また君に会える2位、聖なる夜に/冬物語2位
2008年
出会いのかけら2位
2010年
仲間3位、お二人SUMMER3位、闘え!サラリーマン12位
こんな感じで、たたサラまでは当たり前のようにトップ10チャートを記録。
さくらはテレビでも春をイメージさせる映像が流れる時などサビの部分がよく流れるので知ってる方は多いと思いますが、この曲でケツメイシ人気が爆発します。
累計200万枚、さくらが収録されたケツノポリス4は最高傑作とまで言われ、ブームとなります。
しかし、これはかなり個人的な意見なのですが、さくらが1位になったインパクトは大きかったので、次のシングル旅人であれ?と思った人は多かったと思います。
ケツノポリス4以降の人気下降
旅人は1位にはなったのですが一気にキレイ目路線になったというか、さくらみたいにキレイな曲を歌えば売れんじゃん!?というような所から音楽性がぶれてしまった可能性があるなと感じます。
事実ケツメ離れはここらあたりから始まったと感じます。
当時は僕の周りでもケツメファンは多かったです。
トモダチ、夏の思い出、涙などボーカルのRYOJIがラップしていた頃のファンは、旅人、トレイン、また君に会えるなどRYOJIがラップをあまりしなくなってから聴いてないと言うようになりました。
CDの売り上げもめちゃめちゃ売れるということはなくなってしまったという事実があります。
僕みたいなコアなファンはケツメイシのリリックは変わっていないと感じているので好きなままですが、ラップしていた頃のケツノポリス2~3あたりのケツメイシが好きだという人は離れていきました。
声にエフェクトをかけるのが流行ったという事もあり、そういう音楽をケツノポリス8で目指しましたがファンに響かず最近また昔のような音楽性に戻ってきているかなと感じています。
それはケツノポリス4あたりを目指してるかと思いますが、僕はこれでいいと思ってます。
やっぱり売れるケツメイシが見たいですよ(^^)/
最近リリースされたさらば涙や、これからリリース予定の友よ~この先もずっと・・・~などはこの頃の音楽性に近いなと感じます。
テレビには出なかった時代
ケツメイシを好きになった理由の1つのメディアにはあまり露出せず、音楽一本で売れていくスタイルを取っていたので好きだったというのがあります。
さくらヒットした頃はさすがに少しテレビには出ましたが、紅白歌合戦にも招待されたそうですがこれを断ったという経歴があります。
キックザカンクルーやリップスライム、湘南乃風などがメディアに出まくるなかケツメイシが静観していたのがなんだかカッコよかった記憶があります。
最近ではメディアの露出も受け入れてやっていくようになったようです。
ライブでは下ネタトーク&圧倒的パフォーマンス
ライブはメジャーデビュー後から人気がありライブチケットは完売が当たり前です。
歌って終わりというライブでなく、メンバー自らコントしたり劇をしたりとファンを楽しませてくれます!
RYOさんや大蔵の下ネタトークはファンには受け入れられ、多少下品ではあるんですがキレイにトークをまとめるあたりさすがの一言。
笑いあり感動ありの最高のライブは一度行ってみることをお勧めします。
ちょうど2016年8月6日15周年記念ライブがありベストライブとなるので最高の1日になると思いますよ♪
もうオッサンなのにチェケラッチョがんばってます
最年長のRYOさんは49歳。
一番下のDJKOHNOももうすぐ四十路の45歳です。
RYOさんは49ですがいまだ変わらぬ高速ラップスタイルを貫き、大蔵も続きます。
RYOJIも体型は激太りしてしまいましたがその美声は失っていません。
一番彼らがすごいなと思うのが全員がオッサンなのに本当に少年のような歌を描けるというところです。
映画クレヨンしんちゃんの主題歌になった友よなんて40のオッサンたちが作った曲と思えないくらい素晴らしい青春な曲です。
いつも心に響く熱いリリックを書けるケツメイシだから僕はついていってます!
ケツメイシの音楽に触れたことが無い人は一度歌詞を見ながら聴いてみることをお勧めします。
勇気が湧いてきますよ(^^)
簡単ですがケツメイシの略歴についてでした!