ケツメイシのトリプルA面シングルに注目が集まってます!15周年記念イヤーなのでライブも盛り上がること間違いなしですが、この『君との夏』は曲調とは裏腹な歌詞の意味も注目です。
ヤシの木のように、カラーバリエーションよりも先に公式サイトの紹介でキットカットショコラトリーとのタイアップで視聴が可能だった君との夏でしたが、その時聴いた印象は爽やかな夏曲という印象でした。
しかしフルverが公開されるとその印象はガラッと変わりました。
この曲の歌詞を紐解いていきましょう。・・ああ切ないです( ;∀;)
君との夏 MV
今回のシングル3曲(ヤシの木のように/カラーバリエーション/君との夏)は全てMVがフル解禁されています!
これは最近のケツメイシの新曲は大体公開されてるので驚かなかったですがファンには嬉しい大解禁ですね。
加藤ローサさんと笠原秀幸が起用されたMVは加藤さん自身12年ぶりにミュージックビデオに出演してくれました(^^)
すっごく良い仕上がりです!
切ない歌詞とメロディ
君との夏は是非MVと合わせて聴いていただきたいです。聴く度に涙が出そうになります。
バラードの時のようにMVが話題となって少しずつ有名な曲になりそうな雰囲気があります。
初めて聴いたときはサビの前の、夏らしいケツメらしさあるアクセントの利いたメロディなどから爽やかで爽快に歌った夏曲という印象でした。
前書いたんですがシーブリーズとかの爽やかCMとかに起用されそうなサビだな~程度にしか思ってませんでした。
ただケツメイシ公式サイトには
甘くもほろ苦い大人の恋を表現した、どこか懐かしくもせつない曲!
出典 ケツメイシ公式サイト
と記載されていたので疑問に思っていましたが歌詞とMVを見て納得しました。
そしてフルでメロディを聴いてみると確かに哀愁溢れ切なさに満ちた曲でした( ノД`)
さらに夏らしくて爽やかだな~って思ってたサビ前のメロディも曲が終わる最後にもう一度流れたときはめっちゃ切ない感じが出てて貯まりませんでした。
割り切ったというか気持ちを切り替えた瞬間のような意味があるメロディがきっとあるのでしょうね・・
歌詞を振り返っていきます。
まずサビですがケツメイシのさくらのように『戻ってくる』という特徴があります。
連れ戻したという表現がまさにそういう事です。記憶がこの場所(思い出の夏の海)に来ると蘇ってくるとしています。
つまりこの曲は別れた彼女との記憶をいまだ切なく思っているというような切なソングとなっています。
RYOさんのパートを見ると彼女と付き合った期間は約3年でしょうか?
別れて何年経っているのか分かりませんが大蔵が指折り数えてもう何年?と言ってるので毎年この海にきているみたいです。
いざ思い出の海まで来てみると若いカップルがいて、自分たちが付き合ってた頃に来たこの場所を思い出す情景が浮かびます。
駐車場が混んでたこともあの時もそうだったと感慨深そうです・・海は変わらず光ってるけど君がいない海はとても広く感じます。
大蔵の最後の歌詞が少しずつではあるが切ない思いも時間が解決してくれているという意味を告げてるのかなと思います。
RYOJIの大サビ、最後のサビで若さゆえに失敗したという思いが詰まっています。
なぜもっと優しくしてやれなかったのか・・
なぜ自分の気持ちに素直になれなかったのか・・
それくらい今でも彼女のことを忘れられず想い続けてる、そんな切ない1曲になってるのが『君との夏』です。
MVの最後に加藤ローサさんが出てくるのは笠原秀幸さんが海を見ながら思い出してる昔の彼女なんだと思います。
昔の仲良かった頃の二人を思い出し・・しかし現実は別れていて・・
それを頭の中で整理して、少しだけ吹っ切れて前に進もうとしてる・・という終わり方になってると思います。
以上が簡単な君との夏の歌詞の説明でした^^
いや、何度聞いても見ても泣きそうになってしまいますね。
聴くほどに味が出るというか正直今回の新曲3つの中でもそこまでガッツリ聴く曲でもないのかなと思っていましたが、今では一番リピートしてる曲になっています。